脳神経外科医の悩みである当直勤務について考える


2017年12月22日 16:16


転職希望医師の大半が抱える当直勤務の悩み

患者が急変することも多く、また、急患に対応できる脳神経外科医は、当直の対象となることも少なくありません。
もちろん、病院それぞれでバランスを取ろうとはしているはずですが、外科医はオンコールで呼び出されることも多いため、どうしても当直状態かそれと同じ状態を常に感じることになってしまうのです。

転職したい医師の中には、この当直勤務に大きな悩みを抱えている人も多々いるはずです。
この状況を脱するためではなかったとしても、「できれば当直を避けたい(もしくは減らしたい)」と考え転職先を決定する医師が多いのではないでしょうか。

実際に、キャリアコンサルタントへと相談する医師の口からは、この「当直」というワードが頻出し、ここからもやはり転職先ではなんとかこれを避けたいと考える人が目立つ傾向があります。

当直の回数が多ければ、それだけ家族との時間が取れないと嘆く医師もいます。
精神的・肉体的負担も非常に大きく、業務に専念できなくなると言う医師も、特に年齢を重ねた脳神経外科医には多いでしょう。

自らのキャリアを考えたとき、決してこの分野から逃れたいというわけではなく、むしろ、より高度なスキルを万全の状態で患者に提供したいと考えるからこそ、敢えて転職を考え、この悩みから脱しようと試みる医師が多いのです。

当直のある病院が必ずしも負担が大きいわけではない

当直勤務から可能な限り離れたい、そう考えることは決して悪いことではないはずです。
それによって心も体も万全な状態で診療に臨めるのであれば、むしろ医療施設や患者にとってもメリットはあるはずです。

しかし、当直に悩みを抱え転職したい医師が考えるべきことは、当直のある医療施設を必ずしも避けるべきではないということ”です。
救急患者に対応することもそうですが、それはすなわち自らのスキルの向上へと直結します。
そうしたメリットも考えながら、できれば当直医師への負担をできる限り減らそうとしている病院への転職も視野に入れるべきでしょう。

例えばですが、当直を1日の勤務と考えるようにしている病院もあります。
つまり、日勤は4日となるため、当直があったとしても勤務時間はだいぶ抑えられるのです。


また、当直の直後の日勤を避ける医療機関もあります。
当直が明けたあと、そのまま勤務すれば30時間以上働きっぱなしとなるケースもありますが、それを避けるための対応をしているのです。

このような医療施設を選べば、当直はあったとしても、随分と働きやすくなるのではないでしょうか。
選択肢をできるだけ狭めないためにも、あらゆる可能性を考え、また、情報を集めながら転職先を選別していかなければいけません。